ときわプロケア歯科クリニック
HOME > あなたに伝えたい

あなたに伝えたい


博和会 ドクターによる「あなたに伝えたい」メッセージ集です。順次公開予定です。



日本の医療保険制度が国民の口の中をダメにする!?

日本の健康保険制度は、世界でも数少ない国民皆保険制度です。

この保険制度によって、日本人はお金持ちも、そうでない人も分け隔てなく、等しい医療行為を受けることができます。

なんて幸せな日本人。

「ナニ言ってんの。そんなの当たり前でしょう。」
そう思いますか?

たとえば アメリカでは公的な保険制度がありません。
治療費も高く、たとえば銀歯を一本入れるにも日本の公的保険加入者と比較して、約30倍もの治療費を支払わなくてはなりません。
なので、アメリカの国民は民間の医療保険に加入することになるのですが、それでも自己負担分は日本よりもはるかに高いですし、毎月の保険料も高額です。現在、アメリカでは医療保険に加入することができず、必要な医療を受けられない国民の増加が社会問題になっています。

イギリスは日本と同様、国民皆保険で、しかも自己負担はありません。しかし、その受け入れ態勢は十分ではなく、たとえ困っていても、診療を申し込んでから診てもらえるまで何ヶ月もかかり、治療もなかなか進まないので、まったく頼りになりません。
なので、ある程度の収入がある人は、やはり民間の医療保険に加入して、私立の病院に行くようです。


日本人が生涯治療する虫歯の数


他の先進国を見渡してみても、日本ほど国民にとって便利で公平そして安価に受けられる医療制度はありません。
われわれ日本人は恵まれています。

あーそれなのに…
日本人が生涯治療する虫歯の数は先進国の中でも突出しています。

同じ歯に何回も何回も治療をくりかえし、しだいにその歯は弱っていきます。自覚症状のでにくい歯周病は放置され、悪化していきます。
50歳ごろを境にどんどんどんどん歯を失っていきます。

そして、
人間にとってもっとも重要な‘食べる’という行為に支障をきたしていきます。
いったいナゼ?
その答えは日本人ほど恵まれた医療を受けられない人たちが教えてくれます。
虫歯や歯槽膿漏になったとき、高い代償を払わなければならない人々はどのような行動をとるでしょうか?
ごく自然に虫歯や歯槽膿漏にならないように気をつけます。
毎日、ていねいに歯をみがきます。
歯 専門家のもとで、正しいブラッシングを学びます。
何の異常を感じなくても、予防処置を受けるため、定期的に歯医者に通います。

その過程で、充実した人生をおくるために、健康な口腔内環境がいかに重要であるかを学びます。
そして、いつしかきれいな口元は、その人の自己管理能力の証とみなされ、信用される人間の必須条件となっていきます。

結果、人々が歯の治療を受ける機会は減少し、いつまでも自分の歯でおいしく食事ができるようになっていきます。


痛くなる前に、予防目的で歯医者さんへ


日本人はいつでも行きたいときに、行きたい歯医者に行くことができます。
行けばすぐ診てもらえます。
負担金もそれほど高くありません。
その気になれば、歯医者のはしごだってできちゃいます。

だから、
困らなければ歯医者には行きません。
そして、次々と歯を失い、
“食べる”ことに支障をきたしたとき、
はじめて思うのです。

あぁ、もっと歯をだいじにしておけばよかった…

至れり尽くせりの医療制度に対する、甘えの構造が、日本人の口腔内環境を蝕んでいます。
あなたと、あなたの大切な人には、そこから抜け出してほしいのです。
その方法は単純かつ簡単。

歯 歯医者を、治療を受ける場から、治療を受けなくても済ませる場にすればよいのです。
いま痛くなくても、困っていなくても、
予防をベースとした診療を行っている歯科医院に定期的に通うこと。
たったそれだけ。
ほんの小さな一歩です。
でも、いつの日か、あなたは気付かれるでしょう。
その小さな一歩が、人生における大きな転換点であったことを。